横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

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週報の巻頭言2019年1月13日

      2019/01/19

聖書『ルカによる福音書14章11〜13節』
だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。また、イエスは招いてくれた人にも言われた。「昼食や夕食の会を催すときには、友人も、兄弟も、親類も、近所の金持ちも呼んではならない。その人たちも、あなたを招いてお返しをするかも知れないからである。宴会を催すときには、むしろ、貧しい人、体の不自由な人、足の不自由な人、目の見えない人を招きなさい。

へりくだり仕え合う
先日、現役引退されたレスリング吉田沙保里選手が引退会見の際、「選手人生で一番記憶に残ることは?」と聞かれ、「2016年ブラジルリオデジャネイロオリンピでの銀メダルだ」と答えていました。13大会連続優勝や3個の金メダル、国民栄誉賞よりも一つの負け、自分が低くされることの方が人間の心には深く残るようです。霊長類最強と呼ばれていても、人間は誰かに負けること、低くなること、へりくだることが嫌だし、難しいのです。しかし、聖書は繰り返し「へりくだりなさい」と命じています。そして、へりくだり、末席で仕える者が神の国では高められ、力ある者と呼ばれ、主の恵みと平安と命、主にある勝利を得るのです。
しかし、私たちがへりくだるのは人に対してではなく、私たちを形作り、命を与え、イエス・キリストによって神の国に招かれる主に対してです。主は私たちを全てご存知ですから、主の前に自分を自分以上に見せかけるのを止めれば、虚構の自分から解放されて楽になります。また、良いものを与えてくださる主の前に自己卑下を止めれば、主の備えてくださっている計画が見えてきます。主に対する高慢や卑屈は、希望ある将来や豊かな人間関係を閉ざします。神の国の祝福を開くのは、いつも謙虚な心、神の国へ招かれる主に従う心です。主の招きにへりくだり従うとき、自ずと他者に対しても謙虚になります。
私たちが末席で仕えるのは人ではなく、主に対してです。誰も見ていないところで主に仕え、執り成し祈り、主の教えを学び、主を礼拝しましょう。主はあなたを知っておられます。そして、礼拝も、祈りも、み言葉の学びも、奉仕も、伝道も、交わりも人からのお返しや誉、評価を期待しないで行いましょう。そして、実際にお返しがなかったなら、それを喜びましょう。そのとき、私たちは人から受ける僅かな報いではなく、天において主から与えられる大いなる報いを受けます。主からいただく最大の報いは主の栄光であり、よみがえりの命です。                                            牧師 堀野浩嗣

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