横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

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週報の巻頭言(2018年8月26日)

   

聖書『ヨハネによる福音書10章14−15節』
わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。
それは父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じである。わたしは羊のために命を捨てる。

あなたを養い、豊かにするお方
以前に詩編23編から「自分の飼い主を知ることの大切さ」についてメッセージしたことがあります。福音書でイエス様はおっしゃいました。「本当に大事なことを話します。わたしは羊たちが囲い(家)に出入りするための門です。そして、わたしはその門へと導く良い羊飼いです」(ヨハネ10:7〜18)。 一匹の羊のために命を捨ててまで、主イエスはわたしたちが父の家で憩い、養われ、豊かになるため行動されます。この真の牧者、主イエスを自分の飼い主、羊飼いとして信頼し、主イエスの言葉と導きに委ねて、養われる人生こそ、豊かな人生です。詩編23編の情景をそのままわたしの人生にもたらす飼い主はイエス・キリストなのです。
しかし、残念ながら、今日の日本社会は本当の飼い主を知りません。羊は羊だけでは安全で豊かな羊社会を築くことはできません。飼い主のいない羊の群れは、羊同士の間で弱い羊いじめが起こり、群の中にストレスが蓄積し病気になり、獣や嵐に襲われ、草場、水場がわからなくなり飢え渇き、自分の家に帰る道に迷うのだそうです。なんだか、わたしたち人間社会の姿と似ていませんか?
飼い主が必要なのは、人間社会も同じです。人間の力と考えによる、人間中心の社会であれば、羊や動物の社会とあまり変わりません。社会は常にストレスにあふれ、不義不正、ウソ、暴力、いじめ、弱者を虐げることでうわべの平和を保とうとします。しかし、イエス・キリストをわたしたちの飼い主として迎えるなら、詩編23編の世界、神の国の平和が実現します。教会は、まさに主イエスを「羊飼い」とする羊の群れです。「青草」は神のみ言葉、「憩いの水」は聖霊です。決して、わたしたちが出入りするべき家、そこでわたしたちを養い、豊かにするお方を忘れてはなりません。命をかけて、愛を注ぎ、わたしたちを父の家に導く真の牧者であるイエス・キリストを知った生活を毎日24時間していきましょう。
牧師 堀野浩嗣

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