横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

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週報の巻頭言2018年3月25日

   

聖書『マタイによる福音書 26章74〜75節』
そのとき、ペトロは呪いの言葉さえ口にしながら、「そんな人は知らない」と誓い始めた。するとすぐ、鶏が鳴いた。
ペトロは、「鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」と言われたイエスの言葉を思い出した。
そして外に出て、激しく泣いた。

ペトロとユダの明暗
今日から受難週がはじまります。主イエス・キリストがわたしたちの罪のために十字架にかかり、全人類の罪の贖いを成し遂げてくださった尊い十字架の御救いを覚え祈る一年で最も恵みにあふれる一週間です。特に今週30日(金)は受難日です。夜7時30分より受難日礼拝を教会礼拝堂で守ります。どなたでもお気軽にご参加いただけますので、平日の夜ですがご参加くださり、静かな礼拝を十字架の主にささげましょう。
わたしたち人間に失敗やエラーは付きものです。完全な人は誰もいません。イエス様の弟子たちも口では「イエス様、何があろうともあなたに従います」と言っていましたが、いざイエス様が捕らえられ、十字架に架けられるとみんな裏切り、逃げました。失敗やエラーのない完璧な弟子はいないのです! 自分という人間の才能や性質は選べません。けれど、失敗やエラー、自分の不甲斐なさや種々の苦難に出会ったとき、どのようにそれらと向き合うかは選べます。そこが信仰の力の見せ場です。そして、そこで信仰により頼むか否かが人生の明暗を分けるのです。ユダは裏切った自分の過ちを自分の考えや力、金銭でご破算にして、終止符を打ちました。悲しい結末です。一方でペトロは、自分のすべてを愛し、すべてをゆるし、父なる神に信じ委ねきるイエス様の偉大さを心底知ってただ泣きました。イエス様の十字架によってしか贖われない自分の罪、その罪を飲み込む主の愛を知り、主のみ前で嗚咽して泣いたのです。けれど、ここからペトロの新しい人生が動き始めます。
主イエス・キリストの十字架を見上げ、涙と共に祈る人を主は絶対に見捨てません。「あなたがたはこの世では苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている」(ヨハネ16:33) 一人一人が受難週を主にささげ、主の復活の命と勝利に共にあずかりましょう。
牧師 堀野浩嗣

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