横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

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週報の巻頭言2017年10月8日

      2017/10/09

聖書『マルコによる福音書 10:42〜45』
そこで、イエスは一同を呼び寄せて言われた。「あなたがたも知っているように、異邦人の間では、支配者と見なされている人々が民を支配し、偉い人たちが権力を振るっている。しかしあなたがたの間では、そうではない。あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、すべての人の僕になりなさい。人の子は仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人々の身代金として自分の命を献げるために来たのである」

使える人よりも、仕える人になる
日本の社会では人の能力を表現する際に「あいつは使える」とか「あいつは使えない」といった表現がなされる場合があります。そのように人間が道具や機械のように扱われるのは、お金を中心とした人からの評価、組織や国家の利益や効率だけが価値基準とされ、「使える人」であり続けることが求められているからだと思います。しかし、人間は誰かのための道具や機械ではありません。いやあってはなりませんし、道具になってはなりません。聖書ははっきりと、わたしたち一人ひとりの人間は神の作品であり、神の子イエス・キリストと共に神様の無条件の愛と恵みによって成り立つ神の国を立て上げ、全ての人をキリストの救いに導くという素晴らしい働きのために命と賜物を与えられたと教えています(エフェソ2:10)。そして、イエス様と共に神の国をこの地上に立て上げる働きに心から仕えて行くとき、それぞれに与えられた人生、家庭、仕事、苦難や弱ささえも一つも捨てるところなく主イエスによって贖われ、神の愛と復活の命が注がれ万事が益として用いられていくのです。
2000年前イエス・キリストはこの世の人々から「使える」と言われる王になることを捨てて、父なる神の御心に従い、十字架の死に至まで「仕える」生き方をつらぬきキリストの栄光を世に表し、全ての人の命を罪から救う道を完成されました。わたしたちも主を愛し、主にお仕えしましょう。そして、全ての人を自分よりも優れた者と思い、尊敬し、仕える生き方を全うするなら必ずキリストの栄光に与ります。
<牧師 堀野浩嗣>

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