横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

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週報の巻頭言(2017年10月1日)

      2017/10/02

聖書『マルコによる福音書10 章23-27 節』
「金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」弟子たちはますます驚いて、「それで
は、だれが救われるのだろうか」と互いに言った。イエスは彼らを見つめて言われた。「人間にできることではな
いが、神にはできる。神にはなんでもできるからだ。」

人にはできないが、神にはできる
今日から10 月に入り2017 年度も下半期です。10 月から教会の週報レイアウトと礼拝プログラムが一部変わりま
す。新しい思いを持って、主に心を一新していただき礼拝をささげましょう。わたしたちが主の前に差し出す新し
い革袋に、秋の実りとともに、主の恵みと霊の実りが豊かに与えられますようにとお祈りいたします。
「財産のある者が神の国に入るのは、なんと難しいことか」というイエスの言葉を聞いて、弟子たちは驚きまし
た。弟子たちがなぜそんなに驚いたのかというと当時、財産があるということは、多くの土地を持っていることを
意味し、豊かな土地がたくさん与えられているということは、それだけ神からの祝福を受けているということの証
と考えたからです。けれどイエスは「財産のある者は神の国に入ることは難しい」とおっしゃったので、弟子たち
は衝撃を受けたのです。イエスはおっしゃいます。「金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がま
だ易しい」。らくだが針の穴を通る分けがありません。イエスは「不可能である」ことを示すたとえとしてユーモ
アで語られたのでしょう。らくだが小さな針の穴を通るという不可能以上に、自分の力や努力で神の国に入ること、
永遠の命を受け継ぐことは不可能なのです。
いくらお金を蓄えても、善行を積んでも、どんな武器や地位、能力を手にしても、どんなに良い病院や介護ホー
ムに入っても、それによって永遠の命が保証されるわけではありません。むしろ貪欲に自分の力や富に頼る道は暗
闇に向かう滅びの道です。どうすればよいのでしょうか? 自分の弱さと欠けを認め、主イエスの恵みと慈しみを
求めることです。財産を手放すことができず、イエスの前を立ち去った金持ちは指摘された自分の弱さと欠けを認
め、「主よ、富に執着する弱いわたしを助けてください」と祈ればよかったのです。主はそのように祈る人にご自
身を現し、あなたを助け、恵みとして神の国も永遠の命も与えてくださいます。
< 牧師 堀野浩嗣 >

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