横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

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週報の巻頭言(2017年8月13日)

   

聖書(創世記13章8〜9節)
アブラムはロトに言った。「わたしたちは親類どうしだ。わたしとあなたの間ではもちろん、お互いの羊飼いの間でも争うのはやめよう。あなたの前には幾らでも土地があるのだから、ここで別れようではないか。あなたが左に行くなら、わたしは右に行こう。あなたが右に行くなら、わたしは左に行こう。」

ゆとりのない社会で平和の空間を心に創る
今週8/15で72回目の太平洋戦争終戦記念日を迎えます。キリストの十字架の血潮による贖いときよめの力に信頼して、日本と世界で太平洋戦争の犠牲となられた方々の魂と残されたご家族の魂の救いと平安のためにお祈りいたしましょう。また、この瞬間も続く世界の戦争、紛争、テロの上に武力に依らない解決が与えられ、キリストの平和が成し遂げられるように祈りましょう。特に互いに挑発し合う北朝鮮とアメリカの間に冷静さが与えられるようにキリストに執り成して祈りましょう。
アブラムは旅の途上で飢饉に遭い、難を逃れるためエジプトに下ります。その時、彼は恐れによる自己保身から妻サライを自分の妹と偽り、棚からぼた餅的に富を得ます(創世記12章後半)。この富は後に、甥のロトとの紛争の火種となります。自我と富に執着すれば争いが必ずついて回るのです。しかし、そのときアブラムは争い合うことではなく、ロトに選択権をゆだね、兄弟を祝福する道を選びます。主がアブラムとその家族を守り、祝福してくださったのです。主はアブラムに言います。「目を上げて、あなたがいる場所から東西南北を見渡しなさい。すべてをあなたに与える」(創世記13:14)。主に目を向け、神の国と神の義を求めて生きる時、わたしたちの心と歩みを主が守られ、不思議とわたしたちの心に平和の空間が生まれます。皆さんの心に平和の空間はありますか。
地上のことで悩むより、目を上げて遠くを見ましょう。今が苦しいのなら、天にある国籍を思いましょう。やがてわたしたちのために完成され、住むことになる永遠の神の国に思いを向けましょう。日常のさまざまな出来事の只中にあって、目を上げ、主を見つめましょう。そうすれば、何が大切かそうでないかが分かってきます。過ぎ行く事々に振り回されず、まず永遠を見つめましょう。平和の空間が心に創られます。そして、主にゆだねること、他者を祝福することを選び取って行きましょう。
牧師 堀野浩嗣

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