横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

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週報の巻頭言(2017年6月18日)

   

聖書『創世記3章14〜15節』
主なる神は、蛇に向かって言われた。「このようなことをしたお前はあらゆる家畜、あらゆる野の獣の中で呪われるものとなった。お前は、生涯這いまわり、塵を食らう。お前と女、お前の子孫と女の子孫の間にわたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕きお前は彼のかかとを砕く。」

人間の罪と神のあわれみ
「親の背中を見て子は育つ」ということわざがあります。子どもたちは目の前の大人がする説教や正論は無視し、大人が実際に行っている悪いことを真似します。わが子が悪いことをしたとき、親は「そんなことを教えた覚えはない」とよく言います。しかし、子どもからすれば「そんなことして見せただろ」と言いたいということです。それは親にも子にも、アダムの罪の性質が備わっているからです。
「人間には罪の性質がある」。わたしたちはこの事実を前提にすべてのことを見ていかなければなりません。この世の政治も経済も、文化や教育も、家庭も学校も、罪人であり罪の性質を宿す大人が造り上げたものです。わたしたちはそこに子どもたちを送り出しています。そして子どもたち自身もやはりアダムの子ですから罪の性質を宿しています。家庭や教会で聖書の言葉を教えていても、外に出れば悪しきものに反応します。罪の性質は、外から来るさまざまな誘惑や刺激に勝手に応答して、悪や堕落へと引っ張ろうとするのです。自分自身を見ても、この世の中を見渡しても日々この罪との熾烈な戦いです。罪も意識せず、神を忘れ、めんどくさいことには蓋をして、今さえ良ければそれでいいと考える人も大勢います。しかし、結局、多くの労苦で喜びは失せ、葛藤と不安にさいなまれて生きなくてはなりません。
罪から解放され、救われる道は一つ、聖書のみ言葉に示された神のあわれみ(愛)に立ち帰ることです。父なる神は、わたしたち人間を決してお見捨てにはなりません。愛しておられます。すべての人々のための贖いとして独り子イエス・キリストを人として遣わし、十字架に架け、三日目によみがえらせ、イエスを主と信じる人々に聖霊を与えてくださいました。そして、主はこの聖霊の力により頼む人々を通してすべての罪と悪を打ち砕き、悪の支配から解放し、喜びといのちをお与えになるのです。
牧師 堀野浩嗣

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