横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

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週報の巻頭言(2017年6月11日)

   

聖書
『創世記2章18節』 主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。
『創世記2章7節』 主なる神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」

祝福された人間関係
わたしたちが生活している現代社会は、インターネットが普及して、他者との関わりなしで自己完結に生きられるようになっています。買い物も、仕事も、勉強も、育児や家事も、ゲームも、スマートフォン一つで24時間いつでも、どこでも、何でも独りでできてしまいます。煩わしい人間関係や、他人に気を使う必要はありません。ではさぞかし便利になって、皆が自由に生き生きと生活できるようになったでしょうか。いいえ、多くの人が疲れ、孤独や空しさを抱えています。また、スマートフォンでは解決できない、夫婦や親子、職場、学校といったごく身近な人間関係が崩れ、多くの人々が悩んでいます。
聖書は「わたし」と「あなた」の関係の前に、「造り主なる神」と「わたし」の関係があることを教えています。土の塵で形づくられた人は神に命の息(霊)を吹き入れられて初めて生きるようになったのです。つまり、神様との親しい関係がわたしたち人間存在の原点です。
さらに、神は最初の人間アダムが「独りでいるのは良くない」と言われ、「彼に合う助け手」をと、エバをお造りなります。以来、人類は男と女の夫婦を最小単位としながら共にある関係として存在し続けてきました。「独りでいるのは良くない」とは、人は互いに助け合って生きる者だということであり、人は互いに愛し合い助け合うことで、心が充足する生き物です。反対に人が自分だけで生きようとする時に交わりは破壊され、罪がお互いを支配するようになります。
わたしたち人間は「神のかたち」に似せて造られました。その神は、父、子、聖霊の三位の神であられ、独りではなく、御自身が全き愛の交わりの中に存在しておられるお方です。ですから、主を頂点として自分と隣人との愛の三角関係を築くことが、人を幸せにします。そして、神様が願っておられるはじめの祝福に生きる事が可能になるのです。
牧師 堀野浩嗣

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