横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

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週報の巻頭言(2017年5月21日)

   

聖書『詩編39編12〜13節』(新改訳)
私の祈りを聞いてください。主よ。私の叫びを耳に入れてください。私の涙に、黙っていないでください。私はあなたとともにいる旅人で、私のすべての先祖たちのように、寄留の者なのです。
私を見つめないでください。私が去って、いなくなる前に、私がほがらかになれるように。

人生を朗らかに生きる
本日は召天記念礼拝です。天国に今も生きておられるご家族と共に主日礼拝を守る日です。また、午後は教会墓苑(三浦海岸公園墓地)にて墓前礼拝をささげます。
ダビデは詩編39編で人生の空しさ、空虚さを主の前に嘆きます。イスラエルの王として権勢を振るいイスラエル王国を築き上げたダビデですが、振り返ってみれば自分で積み上げたものが手の幅ほどに過ぎず、はかなく朽ちていくものであることを悟り、嘆くのです。ダビデ同様、わたしたちの肉体も、精神も限りがあり、すべての被造物は何時か朽ちていきます。朝目覚めて、世界の戦争や紛争、テロ事件、想定外の自然災害や凶悪事件を目にする度に、今日を生きることへ喜びや期待よりも、生きることの空しさや憂鬱、隣人に誠実や愛をもって生きることの空虚さが心にあふれかえるかもしれません。
しかし、ダビデは天地万物をお造りになり、わたしたちに命をお与えになった主に語りかけ、祈ります。「主よ、今、私は何を待ち望みましょう。私の望み、それはあなたです。私のすべてのそむきの罪から私を助け出してください。」(詩編39:7〜8)と。虚無と空しさに心を支配させることなく、再び自分の造り主に向かって「わたしの望みはあなたです。」と告白し、主にすべてをゆだねて、再び歩み出そうとするのです。
十字架においてわたしたちを救われたイエス・キリストを信じ、望みとする人は、今も生きておられる復活のキリストから命を注がれると聖書は証ししています。その命は天から来る命であり、朽ちることのない命です。キリストから命を受けるとき、わたしたち人間はあらゆる困難を乗り越えて朗らかに地上の人生を生き、天の国に迎え入れられます。皆さんも、この復活のキリストから命をいただいて、真の平安に包まれて、ご自分の人生を完成してくださいますように、心からお祈り申し上げます。
牧師 堀野浩嗣

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