横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

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週報巻頭言(2017年4月2日)

   

聖書『列王記下4章2〜3節』
エリシャが、「何をしてあげられるだろうか。あなたの家に何があるのか言いなさい」と促すと、彼女は、「油の壺一つのほか、はしための家には何もありません」と答えた。彼は言った。「外に行って近所の人々皆から器を借りて来なさい。空の器をできるだけたくさん借りて来なさい。

空の器を用意しなさい
ある時、預言者の仲間のつれあいがエリシャに助けを求めます。2人の子どもを残して夫が死んでしまったのです。家には借金があり、債権者が子ども2人を借金の肩代わりに奴隷として連れて行こうとしたのです。そのような中で、預言者エリシャはその女性に二つのことを言います。「何をしてあげられるだろうか。あなたの家に何があるか言いなさい」。彼女が「油の入った壷一つのほか、何もありません」と言うと、エリシャは「近所の人々から空の器をできるだけたくさん借りて来なさい。その器のすべてに油を注ぐように。」と指示します。この後、エリシャの言葉どおりに親子は空の器を集めて来て、壷から油を注ぎます。集めてきた空の器は次々と油で満たされ、彼らはその油で生活することができました。
主はわたしたちに「無い」ものではなく、今「有る」ものを持って来るようにおっしゃいます。主は無から有を生み出されるお方ですが、わたしたちに主が求めておられることは、無いものではなく、どんなに乏しく、わずかに思えても与えられて今有るものを主にささげることです。からし種一粒の信仰があれば、主はそれを用いてくださいます。
さらに主は聖霊の油を豊かに注ぐために空の器を求めています。一切の不純物を取り除き、空っぽになった器です。わたしたちが空っぽにされ、ただ主の愛と聖さに満たされることだけを求めるなら主は必ず満たしてくださいます。飢え渇き、主の愛と恵みに満たされることを必要としている器を集めることを求めておられるのです。わたしたちの周りには溢れています。主に満たしていただかなければならない器が・・・。今日から新年度2017年度の教会の歩みが始まります。主を信頼して、主の御前に空の器を集めましょう。そして、飢え渇き、孤独と空しさを多くの人々が感じ、生きる希望の見えない時代をキリストの愛と聖さに満たされて最後まで生き抜きましょう。
牧師 堀野浩嗣

 - 巻頭言