横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

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週報巻頭言(2017年1月28日)

   

聖書 『ヘブライ人への手紙11章7節』
信仰によって、ノアはまだ見ていない事柄について神のお告げを受けたとき、恐れかしこみながら、自分の家族を救うために箱船を造り、その信仰によって世界を罪に定め、また信仰に基づく義を受け継ぐ者となりました。

2017年YTBCが目指すこと⑤ 〜 ノアの箱船の信仰 〜
昨年今年と首都圏の駅のホームから盲導犬を連れた方が転落する事故が立続きに起こりました。人の力で防げた事故ではないかと思います。東京に出て、夕方の通勤ラッシュの電車に乗ると、殺気立った空気を感じることがあります。心に疲れ、苛立ち、怒りが人々の心に張りつめて、少しの衝撃で溢れ出しそうな水満杯のコップのような状態です。目が合って殺人、ちょっと注意されて殺人、些細なことでキレて殺人、そんなニュースも目立ちます。人々の心からいたわり、優しさが消え、苦々しさがあふれ出るようになっています。心には思いやりの隙間さえないのです。
創世記において最初の人間アダムとエバが罪を犯し、その罪は子どもたちにおよび、カインは最初の殺人者となります。カインが「主の前から去って」建てた町は、子孫レメクの時代に互いに殺し合い、「七十七倍」復讐する町になりました(創世記4章)。やがて「地上には人の悪が増し、人々は常に悪いことばかりを心に思い計るように」(創世記6章)なっていきます。そして、主の裁きを受け、大洪水で滅んだのです。今日の世の中は、「カインの末裔の町」のようです。わたしたちも神に従う無垢な信仰者ノアのように、信仰によって「箱舟」を用意しなければならない時が来ています。主に礼拝をささげ、み言葉に聴き、キリストの十字架の愛と赦し、そして聖霊の助けをいただいて日々新しくされ、心に愛、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和の部屋を拡大していきましょう。
今日は礼拝の中で島尻康彦さん、恵さんご夫妻のご長男奏人(かなと)君の献児式を執り行います。献児式は与えられた子どもの成長と祝福を祈ると共に、神様より預かった子どもを主の御心にかなうように、み言葉に従い育てる両親の信仰と献身の告白の時です。それはノアの箱船のような大事業です。ご家庭の救いと祝福のために祈りによって支えましょう。また、わたしたちもそれぞれに与えられた使命に従って箱船づくりに取りかかりましょう。
牧師 堀野浩嗣

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