横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

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週報巻頭言 (2016年12月4日)

   

聖書
『使徒言行録12章7節』
すると、主の天使がそばに立ち、光が牢の中を照らした。天使はペトロのわき腹をつついて起こし、
「急いで起き上がりなさい」と言った。すると、鎖が彼の手から外れ落ちた。
『詩編37編7~8節』
沈黙して主に向かい、主を待ち焦がれよ。
繁栄の道を行く者や、悪だくみをする者のことでいらだつな。
悪事を諮る者は絶たれ、主に望みをおく人は、地を継ぐ。

待つことの意味
アドヴェント第二週主日礼拝の朝を迎えました。このアドヴェントは「到来」を意味する言葉ですが、日本語ではそれを「待降節」と訳しました。この言葉は、意義深い信仰の言葉だと感じます。一体わたしたちはこのアドヴェントの時、何を待っているのでしょうか? それは、一人の男の子の誕生、イエス・キリストの誕生を待っています。また、このイエス・キリストは神の真理の光であり、暗闇の世界にそのキリストの光が到来するのを待望しているのです。
今日の世界は闇が広がり、深刻化しています。ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア、今や世界中でテロや戦争が日常化しています。経済的格差、教育格差、医療福祉格差が広がり、人々は孤立し、社会が分断されようとしています。そのような中で、人間関係はより複雑になり、家庭は崩壊し、仕事もスピードと効率が常に求められ、ストレスは際限なく増え、人々の心に疲労と闇が広がっています。
しかし、そのようなわたしたちの現実のただ中にイエス・キリストは一条の光として来てくださるのです。人間的な希望の光が消えかかり、見えなくても、沈黙して主に向かい、すべてを主に委ねて祈り、主を待ち望む人に聖霊の力が注がれ、クリスマスの光は輝くのです。人間の力に頼っていてはいつまでたっても闇に打ち勝つことはできません。今こそ、闇に打ち勝ち、勝利をもたらすキリストの光を待ち望み、心にキリストの光を受け、闇から解き放たれ、歩み出す時です。
牧師 堀野浩嗣

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