横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

*

週報巻頭言2016年9月25日

      2016/09/26

聖書『使徒言行録5章29節』ペトロとほかの使徒たちは答えた。「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。

聖書的リーダーシップを求めて
9月に入ってから毎日のように雨が降り続き、憂鬱(ゆううつ)な毎日が続いています。「光りあれ」(創世記1:3)と神様が語りかけ、命の光がこの世界を包みました。神様がみ言葉によって注いでくださる命の光を心にいただいて、秋のさわやかな光と風を待ち望みましょう。また、台風、豪雨で被害に合われた地域の方々のためにお祈りをいたしましょう。
わたしは高校卒業後、神学校に入り4年間の学びを終えて、将来の進路に悩み、とりあえず受験した神学校大学院への受験に見事に失敗し、アルバイトをしながら暗中模索していた時期があります。その時に一冊の小冊子に出会い、牧師となる献身の思いを強めました。それは『イエスの御名で〜聖書的リーダーシップを求めて〜』(ヘンリー・ナウエン著)です。この冊子の中で「これからの時代のクリスチャン・リーダーシップに必要とされる、もっとも重要な資質・・・それは、権力と支配によるリーダーシップではなく、神の苦難のしもべであるイエス・キリストが人々の目の前で示された、無力さとへりくだりのリーダーシップです。」とナウエンは書いています。つまり、人間的な富や力をつかみ、その能力や栄華で人々を魅了したり、支配したり、導くことではなく。試練や苦難の日に、イエス・キリストの十字架の愛によって贖われ、常に主を見上げ、主による救いを望みつつ歩まれたイエス様に「ついて行く」ことが、キリスト者(クリスチャン)のリーダーシップなのです。
イエス様は「わたしに従いなさい」(ヨハネ21:19)とペトロを招きました。わたしたちも招かれています。イエス様の背中が、横顔が、見えますか? 何かを成し遂げること、誰かを導き、支配する日々への誘惑やプレッシャー、ストレスから解放されて、イエス様について行くことだけを求めていきましょう。真の牧者であり、愛と命の源である主イエスについて行く、その歩みにおいて、わたしたち人間は命の喜びを知り、あらゆる困難を乗り越えて愛し合うことができるようになるのです。礼拝を通して主イエスの愛と命を受け、新しい一週間、聖書的リーダーシップをこの世界に表してまいりましょう。
牧師 堀野浩嗣

 - 巻頭言