横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

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週報巻頭言 (2016年8月7日)

   

聖書『箴言 3章1、5〜6節』
わが子よ、わたしの教えを忘れるな。  わたしの戒めを心に納めよ。……
心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず
常に主を覚えてあなたの道を歩け。
そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにしてくださる。

あなたの道をまっすぐにされる主
神奈川県相模原市の津久井やまゆり園で起きた痛ましい殺傷事件から今週で二週間が過ぎます。犯人のあまりに自己中心的で、命の尊厳を無視した、神への畏れを知らない犯行動機に怒りが込み上げます。しかし、このような心の闇を抱えているのはこの犯人だけではないと思います。お金や社会的地位や力が第一とされる社会の中で、自分を無条件で愛すること、同じように他者を愛することはないがしろにされ、あるがままで愛されない痛みや悲しみが、憎悪となって人々の心の闇に巣食っているのです。それは若者や子どもたちの世代から高齢者に至るまで同じです。
しかし、主イエス・キリストの十字架で現された神の愛だけは、すべての人の心の闇に光をあたえ、傷つき痛んだ心をいやすことができます。人間にはできないが、神にはできるのです。救い主イエス・キリストをどんなときも信頼し、自分の知識や力やお金に頼らず、イエスをキリスト(救い主)と告白し、主を賛美しつつ、歩むならば、主がわたしたちの道を幸いと平和に包まれたまっすぐな道にしてくださるのです。キリスト者(クリスチャン)にはそれを宣べ伝える使命が、祈りと忍耐をもって、すべての世代に教える責任があります。世代を超えて、主イエスの愛を年配者が若者や子どもに教え、若者や子どもたちが年配者に教える、そんな神の祝福と平安に満ちた神の国の道を共に歩めるように心から願いつつ、祈ります。
また、8月は平和を覚えて祈る一月です。昨日6日(土)は71回目の広島原爆記念日、また、9日(火)は長崎原爆記念日、来週15日(月)は太平洋戦争終戦記念日を迎えます。戦後70年が過ぎ、戦争の悲惨さが忘れ去られ、平和の名の下に日本は戦争に出かけて行く国になろうとしています。平和の源である主を仰ぎ見つつ、その教えを心に留め、礼拝をささげましょう。
牧師 堀野浩嗣

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