横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

*

週報巻頭言(2016年5月1日)

      2016/05/02

聖書『使徒言行録1章3〜4節』
イエスは苦難を受けた後、御自分が生きていることを、数多くの証拠をもって使徒たちに示し、四十日にわたって彼らに現れ、神の国について話された。そして、彼らと食事を共にしていたとき、こう命じられた。「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい。」

父の約束されたものを待つ
3月27日(日)の復活祭(イースター)から今週5月5日(木)でちょうど40日目を迎えます。教会歴ではその日を「昇天日」と呼び、イエス・キリストが地上を離れ、天の父なる神様のもとに昇られたことを記念します。主イエスは復活のお姿を弟子たちに現し、再び神の国について教え、「父から約束されたものを待ちなさい」とお命じになり、「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりか、ユダヤ、サマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる」と約束し、天へと昇られました。そして、父の約束されたものを信じて、待ち望む群れに聖霊を注いでくださり、この聖霊なる神の支配の中で、キリスト教会が誕生したのです。主イエスは弟子たちに、教会に、神のみ業を委ねられました。しかし、後は自分たちの力で頑張れとは命じません。父が約束された聖霊を待ちなさいと命じておられます。つまり、キリスト教会は人によって成り立つのではなく、神の聖霊によって成り立つものなのです。
わたしたちは、信仰生活、教会生活が聖霊によって成り立つことをよくよく知っていながら、ついつい、自分たちの力や知恵で教会が成り立つがごとくに、人に頼り、力みかえり、頑張りすぎ、果ては愛し合うどころか争い合ってしてしまうのです。ですから、わたしたちは十字架から流れくるキリストの愛の力にもっともっと信頼しなければなりません。わたしたちがキリストの愛に立ち帰り、いかなる艱難や苦難にあっても赦しといやし、平安と希望を十字架から受けて、静かに父の約束に心を向けて祈り始めるのを、主は待っておられます。二週間後の15日(日)はペンテコステ(聖霊降臨日)です。主イエスの命令に従い父の約束を信じて待つ、全世界のキリスト者とキリストの教会に聖霊が降り、力を受けて、小さな子どもたちから高齢者にいたるすべての人々がキリストの証人、イエス・キリストを生きる者とされるように願いつつ、祈ります。
牧師 堀野浩嗣

 - 巻頭言