横浜戸塚バプテスト教会

Japan Baptist Convention Yokohama Totsuka Baptist Church

*

週報巻頭言(2016年3月6日)

   

聖書「マタイによる福音書17章1〜2節」
六日の後、イエスはペトロ、それにヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。
イエスの姿が彼らの目の前で変わり、顔は太陽のように輝き、服は光のように白くなった。

3・11東日本大震災から5年目を覚えて
今週11日(金)で2011年3月11日東日本大震災から5年が過ぎます。5年前の大地震、大津波は多くの日本の人々の命を奪い、死に追いやりました。建物や町は急速に復興に向かっていますが、今も震災によって受けた傷はいやされず、むしろPTSD(心的外傷後ストレス障害)、原発の放射線漏れによる長期的な放射能汚染被害など、なおいっそう人々の心も体も傷ついています。日本社会は震災を過去のことにし、経済の回復、成長に向かって突き進もうとしていますが、傷つき、悲しむ人々の歩幅と心に寄り添う社会を求め続けて行きたいと願います。
ただ、わたしたちはどんな苦難と暗闇の中にあっても、主イエス・キリストの復活にある希望の道が既に与えられていることを忘れないでいたいと思います。聖書には、「キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きる」(ローマ6:4)とあります。わたしたちが十字架の主イエス・キリストを救い主と信じるならば、わたしたちも死より復活して、新しい命に生きることになるのです。主イエスの十字架には、津波や地震で亡くなった多くの人々の痛みを背負い、いやし、その罪を贖いきよめる聖なる神の愛と力があります。そして、今生きて被災地で懸命に生きておられる方、そして日本のすべての人々に、復活の主がお姿を現わしてくださり、悲しみがいつか喜びに、嘆きがいつか歌に変えられるように。日本の民が、その霊の眼を開かれて、今も痛める一人一人の隣人となって共におられる主イエスのお姿を、信仰の目で見ることができますようにとお祈りいたしてまいりましょう。
いよいよ3月20日(日)受難週主日礼拝、25日(金)午後7時30分〜受難日礼拝、そして3月27日(日)午前10時30分〜イースター(復活祭)主日礼拝です。十字架と復活の主イエスを仰ぎ見つつ、共に礼拝をおささげいたしましょう。
牧師 堀野浩嗣

 - 巻頭言